2013.11.1
■定期検査をしよう! 特に目に異常を感じていなくても、コンタクトレンズは直接目に触れていますから、 使い方次第では視力を失う恐れもあります。そのため3〜6か月での定期検査は必要です。
・コンタクトレンズに度数の変化はない? 合わない度数をいつまでも装着していたら、視力低下の進行を早めてしまいます。
・コンタクトレンズの小さな変形や穴などはない? コンタクトレンズの形状変化は、目の表層を傷つけます。目の表層部分は実はかなり重要な働きをしている箇所です。重大な目の疾患にかかる場合や、雑菌を繁殖させてしまうケースなどもありますから、定期検査で目の健康管理をきちんと行ってください。
・コンタクトレンズでアレルギーになっていませんか?コンタクトレンズの材質によるアレルギーをおこされている患者さんは少なくありません。重篤になる前に早期発見が重要です。 また、装着時間や環境状況などは、生活や仕事の状況によって人それぞれです。コンタクトレンズと上手に付き合っていくためにも、個人レベルでのアドバイスを行っております。その他ご心配な点がありましたらご相談ください。
■インターネットでの個人購入の恐ろしさ コンタクトレンズは正しく使うと毎日の生活に便利なものです。視野が広い、顔の印象が変わらない、スポーツに便利など、アクティブな生活をサポートしてくれます。
しかし、コンタクトレンズは直接目の上に装着するものです。間違った使い方をすると視力を失うこともある危険なものでもあります。 そのためコンタクトレンズは厚生労働省から人口呼吸器や心臓のペースメーカーと同じ高度管理医療機器に指定されています。 つまり、個人レベルでのインターネット上での購入と装着は大変危険なものなのです。
便利さやファッション性よりも、ぜひ安全性も考慮にいれなくてはなりません。 度数だけで、購入するのは危険です。何故ならコンタクトレンズにはカーブ(眼球の大きさにより異なる)やフィッティング(各メーカー毎に異なる)も重要だからです。 あなたに合うコンタクトレンズを使用しないと、小さなトラブルだけでなく、眼疾患や最悪の場合は視力を失うという代償があります。
ぜひ、眼科専門医による処方と信頼できるメーカーでのご購入をお願い致します。